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2018.12.18 その他 ハクタス89+ 森下

ダウンジャケットの話しをしようと思います。

タイトルで宣言した通り

 

 

先日、13日・14日と東京出張に行きまして。

 

その夜、ホテルに帰ってザッピングしていると、テレビ東京のカンブリア宮殿でデサントの水沢ダウン特集が放送していました。

 

水沢ダウン、ものすごく人気ですね。

 

僕も1着持っていて、3~4年くらい前に買ったショップとの別注モデルだった気がします。確かに暖かいし軽いんです。

 

スペックでいうと、700~750フィルパワー(550FP以上で高性能といわれています)くらいです。

 

でも昨今のダウンジャケットって1000FPとかあるんです。

カナダグース、ピレネックス、モンクレール。。。

 

でも水沢ダウンは700FP。

スペックだけで言うと上の下って感じです。

 

何がそんなに良いのかというと、無縫製だということ。

 

これはナンガの焚火ダウン(これもめちゃくちゃ良いです!燃えないし!)

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この横の縫い目は、中のダウンがずれない為に必要なので通常はこの様な形なのですが、

 

一方、水沢ダウンは

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特殊な圧着加工で縫い目無し。

 

じゃあ無縫製だったら何が良いのか。

水に濡れないということ。縫い目から水が侵入しないという事。

 

そもそもダウンジャケットはどうして暖かいのか

先ほどから出ているスペック、フィルパワーは

その羽毛がどれだけの空気を留めていられるかで決まります。

 

フィルパワーが大きい=空気を大量に含む

大量に含まれる空気が断熱効果を生み出し、その効果により保温性に優れ、暖かく良質なダウンとなります。

 

 

で、話しが戻り、

 

水に濡れないのは何故良いのか。

ダウンは水に濡れたとたん効果は激減します。

 

特に夏場にタンスに畳んで仕舞っておくと、

湿気のある状態で揉まれてすぐに嵩減りします。

たった10ccの水で約96%嵩が減るという実験結果もあります。

 

という理由(だけじゃないけど)で水沢ダウンは超有能な訳です。

 

ダウンジャケットのタグを見ると

ダウン○○%、フェザー○○%とかいてあります。

ダウン(水鳥の胸毛)だけでは柔らかすぎて型崩れしてしまうので、フェザー(羽)を混ぜて型を保っていたり、復元力を持たせてるんですね。

 

他にも、そもそものダウンの種類もダッグ、ホワイトグース、シルバーグース、、、言い出したらキリがない感じです。

ここまでは ほぼ趣味の話し。ダウンジャケットが好きなんです…

 

 

で、無理やり建築の話に持ってってみるのですが、

断熱材でおなじみ グラスウールも同じ原理。

 

空気をいかに含み留めておくかというのが大切です。

そして、性能が落ちるのもダウンジャケットと同じ原理です。

 

家はどうしても湿気った空気が移動します。

季節によって、外壁→内壁、内壁→外壁と動きます。

 

この時に排出・移動しきれず留まってしまった水分が壁体内結露となりグラスウールを湿らせ、石膏ボードをジュブジュブにしちゃうあれです。

 

そうならないよう、いかに気密を上げ湿気を逃がすか、気密調湿を行えるかが重要で、

さらにそれをコントロールする換気機能を有しているかがとても重要です。

 

これも突き詰めたらキリが無い話しです…

 

 

性能だけ見て大切な部分を見落としては本末転倒。

 

 

おしまい

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