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2018.1.23 日記

功罪

大林組の社長が引責辞任した。コンプライアンス体制の整備と談合の真相究明のためらしい。

 

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大林組と言えば、リニア談合を真っ先に通報した日本を代表するスーパーゼネコンだ。

 

現在、談合に関する情報を真っ先に通報すると課徴金免除、刑事告発の対象から免除させると言う特典がつく。2番目は50%、3番目は30%課徴金が減免される。

 

リニアと言う夢の国家プロジェクト。全工程の86%がトンネルの中らしい。東京や名古屋と言った大都会の中をどうやって通すの?そんなに簡単に山をぶち抜く長距離トンネルを掘れんやろ。素人でも超難工事である事が想像つく。

 

ではこの超難工事を、期限までに、安全なインフラとして整備するにはどうしたらいいか。もうこれは『手分け』してやるしかない。

 

発注者のJR東海も、ゼネコンに技術的な問い合わせをしていたらしい。当然の話。技術的に可能か、いくらかかるか、工期はどのくらいか。コンサルにはわからない部分だ。

 

ゼネコンには技術開発部門があり、莫大な技術開発費を投入して新工法を開発して行く。きっとリニア工事にも新工法を投入する予定だったのだろう。

 

通報されたゼネコンも、別にこのリニアを受注しないと倒産していた訳ではない。夢の国家プロジェクト実現の為に協力していたはずだ。

 

それを大林組が通報した。

 

もちろん談合を肯定するわけでもない。公取・検察を否定するわけでもない。

 

でもこれだけの国家プロジェクトなんだから、みんなで協力すべき案件。この技術が何れ海外に輸出出来るものなのに。

 

今回の通報、リニアの立ち遅れだけでなく、リニアの競争で完全に中国に置いていかれる。その損失の方がはるかに大きい。

 

社長の首ひとつで済む問題ではない。

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