TOP社長ブログ > 戦略仮説

2017.9.04 日記

戦略仮説

『社長は仕事をしてはいけない。』

 

よく聞く言葉です。ただ『遊んでおけ』という意味ではありません。『社長は”現業”をしてはいけない。』という意味なのです。

 

C6DBC3EA-18E4-49BE-9DDE-C35E8F82D395-10288-00000B2D54464733

 

社長の仕事といえば、大きくは会社の方向性を決定すること。近くでは日々の稟議を決裁したり、お取引関係先と打ち合わせしたり、会議したり、捺印したり、手形切ったり、資金繰り考えたり、書類作ったり…

 

あれっ?

後半は社長の仕事??

こういうのをしてはいけないんです。

 

でも、遊んどく訳にはいかないんで机に座って仕事します。すると仕事している気になるんですね。社員からも『おっ?今日は社長してるな…』てな評価をもらえます。でもしかし、その仕事は社内で一番給料の高い社長のすることですか??それこそ無駄の最たるものなのです。

 

今日の経済記事で某家具店の記事を読みました。父娘で覇権争いをし、娘が社長になったあの家具屋さんです。

 

娘社長が新戦略を打ち出し、市場も娘社長を支持したがフタを開けてみると2期連続の大幅な減収減益。カジュアル路線に舵を切り、入りやすい店舗になったのに、です。

 

この会社は『戦略仮説』が間違っていたのです。そもそもニトリとは客層が違う。この家具屋さんのメイン購買層は、新婚さんの背伸び買いとお金持ちの高級家具買い。カジュアルダウンして要らない層です。反対に大衆低価格層(つまりニトリの層)にも受け入れられなかった。つまりこれは完全な戦略ミス。魚がいない所で釣りを始めたのです。

 

戦術ミスは取り返せるが、戦略ミスは致命傷の最たる例です。

 

釣り方や仕掛け、エサを変える事は出来るが、場所が間違ってたらどうしようもない。

 

社長の仕事は、戦略が正しいかを常に検証すること。

 

現業をやってはいけない理由です。

 

しかしこれは30人以上の3階建経営の場合。それ以下の会社はプレイングマネジャー。社長の守備範囲は広いのです。

社長ブログ一覧へ戻る

電話でのお問い合わせ0120-280-289