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2017.1.11 日記

コアコンピタンス

『コアコンピタンス』

ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。

 

自分自身のことがわからないように、企業も自分の強みと言う事に気付かないことが多い。だから経営者は悩むのです。

 

僕もその一人ですが、先日面白い記事を見つけました。『富士フィルム』さんです。昔は名前の通りカメラのフィルムを売っていた会社ですが、ご存知のようにデジカメの普及で一気に市場がなくなりました。ところが近年では化粧品や医療の分野で、この会社の名前を多く見るようになりました。

 

この会社に何があったのか…

 

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フィルム自体は斜陽産業になっていくことがわかっていた時代に、富士フィルムは自社の知的資産を「写真フィルムを作ること」だけに見出しませんでした。

それよりも、自社の価値をフィルム事業で培った「どんなに薄い膜でも重ね合わせる技術」や「先進的な映像や画像を創り出す技術」に見出し、世の中に提示しました。

結果として、彼らの元には優秀な技術者が集まるようになりました。

写真フィルムは、生体高分子のコラーゲンを主要な構成要素とする薄い層の中にたくさんの化合物を配置し、化学反応を起こさせる精密化学薬品です。

この精密さは生物の細胞にも共通する部分があり、富士フイルムは写真フィルムで培った技術を優秀な技術者と一緒に共有し、現在ではiPS細胞の培養など再生医療に挑戦しています。

見えない自社の資産を見える化することが、時代の変化に適応するうえで役に立つことを示す好事例と言えるでしょう。

 

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ではその強みをどうやって見出すのか。

 

①その会社の業務工程をすべて洗い出す。

 

②その工程で特徴となっていることを抽出し、「なぜそうなっているのか?」「なぜ?」「なぜ?」を繰り返してその特徴を深堀する

 

③やっと見つけた知的資産を有機的に他の知的資産と繋げることで、その会社が生み出す価値(=顧客提供価値)にたどり着く。

 

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なかなか難しい投げかけです。

 

 

 

 

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